命日。

2月1日は命日。

前の日立派なお花を頂いた。

彼は幸せ者だ。

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昨日起きてからの天気予報で

昼頃まで濃霧注意報と言っていた。

起きた頃には霧ではなかったけど。


入院していた緩和病棟で夜に亡くなって

それから葬儀場へ連れて行って

広い和室に安置して

私が一旦自宅に帰る深夜は濃霧だった。

病院から葬儀場へ行くときは

霧はなかった。

白い靄のなか1人車を運転していると

現実と非現実の中に自分がいるようだった。

靄は車のライトに照らされ

真っ暗な闇をゆらゆら漂っていた。

ずっとずっと自宅に着くまでそうだった。


病気が分かってからか

それとも診断前か忘れたけど

一緒に水島工場地帯ナイトクルージングに

行った時のことも思い出した。

クルージング中何にもない真っ暗な海だけの時もあり、

そのときは船のエンジン音と船が波を切る音だけ。

その時もこの世ではないような感じがした。

何となく隣のオットもそんな風に感じているのではないかと思ったりもした。


濃霧注意報と聞いて

そんなことを思い出した。


ふわちゃん。

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